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2011.08.22
公共下水道坂下中央処理区終末処理場が起工/会津坂下町
会津坂下町の公共下水道坂下中央処理区終末処理場(土木)の起工式・安全祈願祭が22日に字舘ノ下地内で行われ、竹内?俊町長ほか、詳細設計の木村弘子毛管浄化システム社長、処理場施工の上野清範マルト建設専務取締役がクワを入れ、工事の安全を祈った。
同町は市街地を3エリアに分けて公共下水道整備を進めており、坂下中央処理区は坂下西、坂下東地区に続く最終段階となる。
全体計画137ha(①計画処理人口3700人②計画汚水量1600m3)を予定しており、第1期分は37ha(①1000人②500m3)を整備する。処理方式は土壌被覆型礫間接触酸化法で、北裏排水路に放流する。処理場の敷地は3964m2。
25年度に一部共用を開始し、26年度の完了を予定している。
今年度の施工は、水処理槽(800m3/日)、流入渠(管径300mm×延長14・4m)、放流渠(管径300mm×延長62・9m)、外構など。下水管の一部を既存の排水路の壁面に布設し、地上に露出させるなど、新たな手法を取り入れる。
引き続き24年度には、管理・汚泥棟(延べ132m2)、水処理機械設備(800m3/日)・電気設備(同)、土壌脱臭床、受変電設備などを整備する。
クワを入れる上野専務→