福島建設工業新聞社

　会津美里町は１日、本郷中学校に隣接する字本郷道上地内で本郷地域統合小学校新築の安全祈願祭を行った。渡部英敏町長と実施設計・監理の五十嵐徹ティ・アール建築アトリエ社長、施工者代表で建築主体の間・丸庄特定ＪＶから岩尾守間組執行役員東北支店長がクワを入れ、工事の安全を祈った。
　このほか主な施工は会津ガス・川嶋厨房設備特定ＪＶ、佐藤・ハヤト特定ＪＶら。
　校舎ＲＣ造一部Ｓ造２階建て延べ６７０９・８４m2、体育館ＲＣ造（一部Ｓ造）２階建て延べ９５０m2、児童クラブＲＣ造２階建て延べ３１１m2、屋外プールはステンレス製２５m×１５m、２３・２４年度に施工し、２５年度から開校を予定している。
　建設地は、周囲を住宅地に囲まれた旧県立会津工業高校本郷分館跡地。
　設計には、地域住民とワークショップを重ね、要望を可能な限り反映させた。図書館を校舎棟から独立させ開放型とし、地域住民も利用できるようにしたほか、児童の学習意欲を高める低・中・高学年ごとの教室配置を採用。音楽室には大階段を設置する。

クワを入れる岩尾支店長→