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2011.09.21

子どもらに畳の良さを/県畳工業組合が「畳の日」で14施設に寄贈

 県畳工業組合(浜尾一郎理事長)は24日の畳の日にちなんで、県内10支部で14の学校施設等に畳の寄付を行う。畳の良さを知ってもらうとともに、日本文化を学ぶ際などの教育活動等に役立ててもらうため、13年度から実施している。
 21日に行われた郡山支部の寄付では、郡山市立薫小学校の低学年用多目的スペースに新床畳10畳を贈呈した。贈呈式には渡辺直人支部長、鈴木康之副支部長、白石豊支部役員のほか2年2組の児童19人が参加。渡辺支部長が森山道明校長に目録を手渡し、感謝状を受けた。
 渡辺支部長が「原発事故以来、皆さんが屋外で安全に遊べる環境を作るため、周りの大人たちは一生懸命がんばっている。それまでの間、この畳の上で遊び、勉強してほしい」とあいさつ。森山校長が「畳に触れることで古来の伝統文化に接することができる」と感謝を述べたほか、児童を代表して橋本幸来さんが「おはじきなど畳の上で遊ぶのが好き。大切に使っていきます」とお礼の言葉を述べた。
 今年度の畳贈呈対象施設は次の通り。
 福島市立月ノ輪小学校(福島支部)伊達市立五十沢小学校(伊達)飯館村仮設小学校(川俣)大玉村立大山小学校(安達)同玉ノ井小学校(同)郡山市立薫小学校(郡山)同御代田小学校(同)須賀川市立第一中学校(須賀川)同白方小学校(同)白河市立表郷小学校(白河)同表郷中学校(同)会津若松市立第二中学校(若松)南会津町老人ホーム(南会津)南相馬市鹿島区八沢小学校(相双)

お礼の言葉を受ける渡辺支部長ら→