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2011.10.06
一時帰宅の安全を確保/南相馬復興事業組合/小高区で応急工事
南相馬市復興事業組合(関場啓組合長)はこのほど、原発事故により警戒区域となっている小高区と原町区の一部への2巡目の一時帰宅のため、道路応急修繕工事を実施した。
この地区は東日本大震災で道路、家屋等の損壊が激しいが、原発事故による避難指示により応急復旧は手つかずの状態。先月末に開始した住民の一時帰宅は自家用車の使用が許可されたため、道路の安全確保が急務となっていた。
作業は復興組合に加盟する南相馬市小高建設業組合(玉川光信組合長)の10社が当たり、伸び放題になっている木の枝や草などの交通障害物を除去しドライバーの視界を確保、道路応急工事は1車線確保を基本とし、う回路がある場合は被災個所をバリケードで遮断した。応急復旧地点をまとめ、交通規制図を作成し立ち入る市民に配布した。応急工事は120カ所以上となった。
参加組合員は次の通り。
片岡建設、佐藤建設、相良重機、大福興業、大洋建設、唯野組、玉川建設、豊川建設、中里工務店、村上建設
除草作業と完了した応急工事→