福島建設工業新聞社

　東北地方整備局郡山国道事務所は１２日、郡山市の同事務所で２３年度優良工事・業務の表彰式を行った。
　成績が優秀で卓越した技術力や創意工夫があったもの、困難な条件を克服したもの等を表彰する優良工事では６６件から４件、技術力が優秀で創意工夫等があったものを表彰する優良業務では５８件から３件を選定した。
　式には受賞各社代表ら約３０人が出席。熊谷順子所長が表彰状を手渡し、「東日本大震災により一般の方にも社会資本整備の重要性を改めて認識いただいた。今、東北で求められているのは安心・安全の礎となる良質な社会資本。発注者、施工者として互いに責務を果たすとともに、一層の研さんと国土建設行政への支援・協力をお願いしたい」とあいさつした。
　受賞者は次の通り。
　【業務】▽東北建設協会＝郡山国道管内技術審査業務（管理技術者＝船山次雄）▽地質基礎工業＝高野町地区地質調査業務（黒森伸夫）▽日本工営仙台支店＝白河地区環境検討業務（小島淳）【工事】▽三金興業＝郡山４号維持補修（現場代理人＝鈴木富勝、監理技術者＝佐藤幸徳）▽安部建設＝郡山４９号維持補修（五十嵐茂、安倍権市）▽会津土建＝上亀田地区橋梁補強（高畑俊行・兼任）▽秋山ユアビス建設＝新井田谷地地区下部工（真鍋慎市・兼任）

熊谷所長（下段右から2番目）と受賞者→