トピック
2011.11.14
年度内に復興ビジョン/浪江町有識者会議・検討委員会開催
浪江町復興有識者会議と復興検討委員会が11日、二本松市の男女共生センターで開かれ、第一次復興ビジョン素案の構成と検討スケジュールを協議会した。
有識者会議では児玉龍彦東大アイソトープ総合センター長が当面する住民支援の課題として①原状復帰への基本計画策定②汚染地区の原状復帰または移転③山林からの復興への提案④農地、森林、河川、地下水、湖沼、海底の汚染調査と除染―を挙げ今後の方向性を示した。
町民代表が参加した検討委員会は鈴木浩座長(福大名誉教授)を中心に復興の理念、基本方針、目標像を協議。部会に分かれて「絆と人づくり」「安全・安心なまちづくり」「元気なまちづくり」で意見を交換、避難している町民の不安やいらだちが募っている状況を重視し、期限を区切った復興対策の必要性を確認した。
年内に第一次復興ビジョンの素案をまとめ、24年2月下旬以降の策定に向け検討を重ねる。
町民が参加した検討委員会→