トピック
2012.02.28
新除染技術を実演/福島小松フォークリフトと関場建設
福島小松フォークリフトは関場建設と合同で23日、南相馬市原町区のテクノアカデミー浜駐車場で新除染技術の実演を行った。
福島小松フォークリフトは昨年から吸引掃除機、高圧洗浄機の販売を通じて除染活動に参加してきたが、従来の家庭向け高圧洗浄機とデッキブラシによる洗浄では除染効果が薄いこと、汚水処理が問題になることから、独自に除染方法を開発。関場建設の協力で路面の吸引清掃、汚水回収機付き高圧洗浄、汚水回収・ろ過システム、花壇・植え込みの落ち葉土壌吸引を一般公開した。これまでの実験で約60%の除染効果を得ている。
建設関係者、県、森林組合の関係者らが参加。四家英彦福島小松フォークリフト社長が「20年以上清掃機器を扱ってきた経験と実績を除染に役立てたい」とあいさつ。実演では作業者の被ばく軽減につながるキャビンタイプの吸引掃除機・シティークリーナーで路面の砂や落ちている枝などを吸引、排水を回収できる特殊なアタッチメントをつけた防音型高圧洗浄機で洗浄し水循環システムで放射性物質を分離し水を再生した。ハンディ土壌撹拌機、ハイパワーバキュームクリーナーで花壇の土壌を回収した。
シティークリーナーを使った高圧洗浄→