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2012.06.08

鹿島・藤田JVらクワ/工業の森・新白河/B工区の用地造成/県企業局

 工業の森・新白河B工区用地造成の安全祈願祭・起工式が7日に白河市豊地地内で行われ、佐藤知事ほか小高英紀三菱ガス化学代表取締役会長、施工の鹿島・藤田特定JVから赤沼聖吾鹿島建設東北支店専務執行役員支店長らがクワを入れ、工事の安全を祈った。
 26年1月末の造成完了を予定しており、土地売買契約を交わした総合化学メーカーの三菱ガス化学(東京都千代田区丸の内2の5の2・三菱ビル、酒井和夫社長)に26年3月に引き渡す。同社は半導体パッケージ用材料など高機能型特殊化学品の生産を行う。
 工業の森・新白河は、職・住・遊が融合した新しいコンセプトの企業誘致の受け皿として、県企業局が整備を進めており、B工区は同JVが24億1203万9000円(消費税込)で契約。
 開発面積約69・5haのうち工場用地が約31・8ha、工事は切土327・7万m3、盛土345・4m3、防災調節地3カ所、メーン進入路は延長約600m、幅員14m、敷地西側の市道は延長約1300m、幅員8m、公園4カ所(延べ2・27ha)、緑地14・5haなど。

クワを入れる赤沼鹿島建設東北支店長(右写真)