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2019.11.11

万全な体制で雪氷対策/あぶくま高原道路

あぶくま高原道路の除雪作業に伴う今年度安全祈願祭、機械出動式は6日、平田村の平田インターチェンジ内除雪ステーションで行われた。出席者は冬期間の同道路利用者の安全と円滑な交通の確保、事故防止に向け、安全第一の万全な体制で雪氷対策作業に当たることを誓い合った。
関係者約60人が出席。安全祈願祭では、安藤淳也あぶくま高原道路管理事務所長、吉田博一県道路公社管理グループ課長、佐々木敏県警察高速道路交通警察隊長、兼子聡あぶくま高原道路管理事業協同組合代表理事が玉ぐしをささげて今期作業の無事故・無災害を祈った。
兼子代表理事は「近年頻発する自然災害、異常気象は、冬期においても大雪などが想定され、発生時の対応を念頭に入れておく必要がある。まずは安全第一の作業で、通行する道路利用者の安全・快適な交通確保に尽力していこう」とあいさつした。
除雪機械出動式では、安藤所長が「台風19号の折りも、皆さんの協力で迅速に応急復旧し、通行止め路線の代替路としても重要な役割を果たした。今後の災害復旧支援でも本路線の円滑な交通確保は意義深い。昼夜を問わない過酷な作業となるが、安全・健康に十分留意して除雪、凍結路面対策に当たってほしい」と激励した。
来賓の佐々木隊長が交通事故防止活動、道路利用者の安全・安心確保に尽力する同所員、同組合員らの尽力へ謝意を述べた。同協組の桑名敏事業所長が、安全第一・最優先で運転を含む全除雪作業に当たる決意を表明した。
安藤所長の発令でオペレーターが整列。各除雪機械を点検後に搭乗し、エンジンを始動させて、今冬の作業に万全を期して臨む態勢を整えた。
同高原道路は矢吹IC~小野IC区間の全長35.9km。除雪作業を受託する同協組が、除雪トラック3台、凍結抑制剤散布車1台、凍結抑制剤散布車兼除雪トラック1台を駆使し、今月1日から2020年3月末まで24時間体制で必要に応じた作業を行っていく。同事務所などではライブカメラによる画像配信など、利用者への情報提供も実施している。


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