福島建設工業新聞社

県社会福祉事業団(太田健三理事長)が建設する県浪江ひまわり荘仮設施設の安全祈願祭が24日、西郷村小田倉字上上野原2番地2ほか地内の現地で行われた。
関係者約20人が出席。平子恵俊県建築設計協同組合代表理事、太田理事長、八巻恵一佐藤工業社長がクワ入れし、濱尾博文エーユーエム構造設計社長、八巻社長らが玉ぐしをささげ、工事の無事故・無災害を祈った。
浪江町加倉地内の県浪江ひまわり荘は、東日本大震災以降、総合福祉施設・太陽の国敷地内のプレハブ施設に避難している。施設の老朽化に伴い、入所者が町に帰還するまで安心して生活できるよう仮施設を整備する。
同地内の敷地東側1万3798.46㎡を造成(調整池含む)しRC一部W造平屋2887.27㎡の仮設施設を建築する。
設計は県建築設計協同組合(担当=エーユーエム構造設計)。施工は佐藤工業。2021年3月末の完成を目指す。