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2024.08.09

県優良業務表彰式で受賞者たたえる

県優良土木・建築委託業務の今年度表彰式が7日、福島市の杉妻会館で行われ、受賞した19件の事業者と担当技術者に、矢澤敏幸土木部長が知事名の表彰状と記念の盾を授与した。
表彰は技術力の向上、成果品の品質確保、技術者の育成を目的に2015年度創設。業務成績が特に優れ、他の模範となる事業者、技術者を表彰しており、今回10回目となった。今年度は23年度完了業務で、成績評定の対象となった854件の中から選定した。
式には矢澤部長、山田毅技監ら同部幹部と、来賓の長谷川浩一県建設産業団体連合会長、安藤正道県建築士事務所協会長、皆川雅文県測量設計業協会長、三本杉裕県地質調査業協会長、江藤和昭建設コンサルタンツ協会東北支部副支部長らが出席した。
矢澤部長は式辞で「それぞれの業務で高度な技術力、優れた企画力を発揮し、他の模範となる成果を上げた。今後も一層の技術力向上に努めてほしい」「度重なる自然災害において、被災状況調査、災害査定、復旧のための測量設計など、地域住民の安全・安心の確保にも寄与。建設業の役割と重要性が再認識されている」とたたえ、持続可能な活力ある建設業実現への協力を呼び掛けた。
長谷川会長は「良質な建築物を調達するためには、現場状況や施工性に十分配慮した高度な調査・設計が必要不可欠。受賞を機に、一層の自己研鑽に励み、業界全体の発展に尽力願う」と祝辞を寄せた。
受賞者を代表して協和地質の平井恭史郎社長が「地域の安全と快適な生活を支えるため、高い品質と信頼性を追求して業務に取り組んできた。受賞は全社員の力とチームワークによる結果であり、努力が認められた証。今後も変わらぬ情熱を持って取り組む」と謝辞を述べた。


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