福島建設工業新聞社

県の今年度優良建設工事表彰式は5日、福島市の杉妻会館で行われ、受賞した36工事の施工35社(延べ37社)それぞれに、内堀知事から賞状と記念の盾が手渡された。
今年度の受賞対象は農林水産部が7部門9件9社、土木部が18部門27件28社。昨年度完成した表彰選考対象工事、農林水産部171件、土木部1431件の中から選ばれた。
式には内堀知事はじめ沖野浩之農林水産部長、矢澤敏幸土木部長ら両部幹部と、来賓の西山尚利県議会議長、建設関係団体から長谷川浩一県建設産業団体連合会長、鈴木武男県建設業協会理事・参与、野内芳彦県土地改良建設協会専務理事、小檜山善継県森林・林業・緑化協会長、佐藤修久県管工事協同組合連合会長、大槻博太県電設業協会長、大内弘之県空調衛生工事業協会長が出席した。
内堀知事が式辞を述べ、「受賞工事は優れた技術力と最新のデジタル技術を活用した施工管理により、高い品質を確保するとともに、現場の特性を踏まえた創意工夫や環境への配慮など、各社の不断の努力が評価されたもの」と受賞者をたたえ、「県は地域建設業が将来にわたり持続可能な活力と魅力ある産業となるよう環境づくりを進める。受賞を機に、さらに技術・技能の向上と安全管理に努め、本県の復興と地域創生に一層の力添えを願う」と呼び掛けた。