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2025.06.18

浮流式テレビカメラ使用し下水管内調査

県中流域下水道建設事務所は17日、県中浄化センター周辺の下水道管路440mについて、管内部の腐食や損傷状態を調査した。国の「下水道管路の全国特別重点調査」の実施要請に基づき、郡山市内の下水道管10.3kmを対象に、16日から調査を行っている。
特別重点調査の対象は管径2m以上で設置後30年経過した下水道管路で、郡山市日和田町高倉~横塚地内の阿武隈川上流流域下水道(県中処理区)県中幹線が該当する。調査には浮流式テレビカメラを使用し、撮影した映像により管内部の損傷状況を把握する。期間は2月下旬まで。調査結果は年度内に国に報告する。
調査個所で住谷賢同事務所主幹兼次長が概要等を説明した。幹線管渠損傷状況調査業務を受託した藤田建設工業の作業員らが、マンホールから13.5m直下の管路へ浮流式テレビカメラを降ろし入れて撮影した。住谷主幹は「映像を専門技術者に判定してもらい、施設状況を把握する。調査で未然に事故を防ぎ、下水道の安全性確保に努める」と話した。


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