トピックス

2016.11.14

県電気工組・県南電協青年部が工業高校で実技指導

県電気工事工業組合青年部と県南電気工事協同組合青年部は合同で10日、県立郡山北工業高校(木田英男校長)に外部講師を派遣し、内・外線など電気工事に係わるさまざまな業種についての講義や照明用配線工事の施工方法などについて実技指導を行った。
両青年部の人材確保・育成事業の一環。電気を学ぶ生徒たちに、住民のライフラインに係わる重要な業務である電気工事業について理解を深めてもらうとともに、業界への若手技術者の入職を促すことなどが目的で、「学生交流会」と銘打ち講師派遣を協力した。
講義は座学と実技の2部構成で、電気科2年生40人が受講した。講義に先立ち橋本部長が「電気は人間が生活する上でなくてはならないもの。学校で学んだ知識や技術を十分に発揮できる仕事であり、電気工事士を目指し将来、私たちの業界で活躍してほしい」とエールを送った。
座学では、加藤和彦氏(郡山電機製作所)が「内線業」、土屋和久氏(石部電気工事)が「外線業」、菊地浩氏(ニノテック)が「弱電設備」、石井渉氏(石井実業)が「エアコン工事」をテーマに、電気工事のプロ意識の高さや工事品質の重要性などを講義。小野寺優氏(古川電気工業)が「配電盤メーカー」、小沢悟氏(パナソニック)が「メーカー」、佐藤憲一氏(岡田電気産業)が「電材関連」各部門別に、業務と役割などを説明した。
実技では、萩生田会長や橋本部長、加藤氏らが講師を務め、2班に分かれてパネルを使用した配線工事と高所作業車による作業体験を行った。配線工事は、LED照明の取り付け工事で、生徒たちは、ボード開孔と結線作業、スイッチ・照明灯設置まで一連の作業手順について指導を受けた。
※配線工事の実技指導


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧