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2018.06.08
東北建協連が70周年式典/地域の危機管理産業に/奥田氏ら表彰 徳山元局長が記念講演
東北建設業協会連合会(千葉嘉春会長)は6日、ホテルメトロポリタン仙台で設立70周年記念式典・祝賀会を開き、会員、来賓ら200人が出席。先人の歴史を振り返るとともに、新たな門出を祝った。
千葉会長が「“東北は一つ”を合言葉に昭和23年5月10日に発足。戦後の混乱からバブル崩壊、コンクリートから人へ、震災と幾多の困難を乗り越えてきた。震災を風化させることなく、課題解決に全力で取り組みたい。震災以降、労務単価や調査基準価格の引き上げなど確実に改善されているが、担い手確保、働き方改革など大転換が迫られている。魅力ある建設産業を目指し、地域建設業が危機管理産業として認識されるよう戦略的広報も展開し、さらなる努力を重ねていきたい」とあいさつした。
村井嘉浩宮城県知事は「震災以降は被災地の復興を最優先とした提言要請と、復興後を見据えた諸課題に取り組んでおり、東北の発展への寄与は計り知れない」、津田修一東北地方整備局長が「70年前当時はアイオン、カスリン台風の災害があるなど地域の安全安心、工業による経済発展のためには地域の力を結集する必要があり、連合会の設立は不可欠だった。高速交通体系の構築、仙台空港など発展基盤の整備、繰り返す災害から着実に復興できているのも地域の建設業によるもので、まさに地域の守り手」と祝辞を寄せた。
会長を務めた奥田和男(第9代、9~20年)、菅原三朗(第11代、22~23年)、佐藤博俊(第12代、23~28年)各氏と、連合会の日下部啓藏相談役に感謝状が贈られた。
震災発災時に東北地方整備局長として陣頭指揮を執った徳山日出男政策研究大学院教授(元国土交通省事務次官)が「地域を支える建設業界―その役割と伝承」と題して記念講演した。
千葉会長が「“東北は一つ”を合言葉に昭和23年5月10日に発足。戦後の混乱からバブル崩壊、コンクリートから人へ、震災と幾多の困難を乗り越えてきた。震災を風化させることなく、課題解決に全力で取り組みたい。震災以降、労務単価や調査基準価格の引き上げなど確実に改善されているが、担い手確保、働き方改革など大転換が迫られている。魅力ある建設産業を目指し、地域建設業が危機管理産業として認識されるよう戦略的広報も展開し、さらなる努力を重ねていきたい」とあいさつした。
村井嘉浩宮城県知事は「震災以降は被災地の復興を最優先とした提言要請と、復興後を見据えた諸課題に取り組んでおり、東北の発展への寄与は計り知れない」、津田修一東北地方整備局長が「70年前当時はアイオン、カスリン台風の災害があるなど地域の安全安心、工業による経済発展のためには地域の力を結集する必要があり、連合会の設立は不可欠だった。高速交通体系の構築、仙台空港など発展基盤の整備、繰り返す災害から着実に復興できているのも地域の建設業によるもので、まさに地域の守り手」と祝辞を寄せた。
会長を務めた奥田和男(第9代、9~20年)、菅原三朗(第11代、22~23年)、佐藤博俊(第12代、23~28年)各氏と、連合会の日下部啓藏相談役に感謝状が贈られた。
震災発災時に東北地方整備局長として陣頭指揮を執った徳山日出男政策研究大学院教授(元国土交通省事務次官)が「地域を支える建設業界―その役割と伝承」と題して記念講演した。
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