トピックス

2019.06.28

公民連携で整備/いわき市大工町公園改修へWS

いわき市は6月25日、平の生涯学習プラザで、公民連携推進モデルの取り組みとして提案を公募した「公園施設魅力向上モデル事業」に基づく「大工町公園の未来を考えるワークショップ」の第1回会合を開いた。
大工町公園は、ラトブとイトーヨーカドー平店の中間地点となる字大工町の約1500平方㍍で、このほど再整備に向けた測量設計業務を東コンサルタントに委託している。履行期限は2020年2月28日。公園の改修に当たり、市民意見を広く吸い上げ、多くの市民に利用される公園整備を行うとともに、公園協議会の設立など公民連携による維持管理体制の構築を図るなど、将来的に周辺住民や商業者を巻き込んで、エリア価値の向上と地域経済の活性化を目指す。9月までに計3回のワークショップと座談会を開く予定で、これらの意見を設計に反映させる。
近隣住民や商業関係者など約40人が参加。村上章裕市地域振興課長が「公民連携推進モデル事業で公共空間の効果的な利活用を検討していく。公園改修を通し、中心市街地の賑わい創出につながってほしい」とあいさつした。
アドバイザーを務める青木純氏が公園の利活用事例として、民間主導の公民連携により取り組んだ南池袋公園の公共空間活用について説明した。大工町公園の現状と今後について説明が行われ、参加者たちは公園でどのように過ごしたいかなどの希望、要望について率直に議論を交わした。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧