福島建設工業新聞社

ものづくりの楽しさを伝える「ものづくりふれあいフェア2019」が20、21日の2日間、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。子どもたちにものづくりの魅力を伝えようと、18技能士の職能団体と、郡山高等職業能力開発校などものづくり機関が、ものづくり体験や名工・マイスターの製作実演・展示などを通し、技能の重要性や魅力をアピールした。
県技能振興コーナー(県職業能力開発協会)の主催。福島労働局、県、県教育委員会、郡山市、県職業能力開発促進センター、県技能士会連合会、県名工会、全技連マイスター福島会などの後援。
福井邦顕県職業能力開発協会長、金成孝典県商工労働部長、品川萬里郡山市長、折笠久夫県技能士会連合会長、菊地芳夫県名工会長らがテープカットし開会した。
各団体は、「切妻屋根納め」(県かわらぶき技能士会)、「石膏型による鬼瓦型抜・瓦玉ブレスづくり」(県瓦工事組合連合会)、「勾玉づくり」(県石材業技能士会)、「シノ竹鉄砲・竹の風車」(県造園建設業協会)、「疑似ブロック積み体験」(県ブロック建築技能士会)、「コースターづくり」(県建具木工組合連合会)、「光る泥だんごづくり」(県左官業組合連合会)、「ペン立て・ミニうちわづくり」(県表具内装組合連合会)、「ミニ畳づくり」(県畳工業組合)、「ミニ看板づくり」(県屋外広告美術協同組合)、「鉄筋組立・加工」(県鉄筋業協同組合青年部)等を行った。
ものづくり機関として郡山職業能力開発校、県立テクノアカデミー3校(郡山、会津、浜)、増子建築職業能力開発校なども、成果品展示のほか、銅板打ち出しやマガジンラックづくりなどの体験コーナーを設置した。
また「匠」コーナーでは、石工(石彫刻ほか)、建具(組子入硝子戸ほか)、大工(東屋)など、厚生労働大臣や県知事認定の名工、マイスターの作品が展示された。
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