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2019.08.30
国交省が専門家派遣/鹿島街道土砂崩れで
国土交通省は28日、いわき市鹿島町久保地内の県道小名浜平線(鹿島街道)沿線で24日未明に発生した土砂崩れの対策検討への技術的助言を行うため、土砂災害専門家を派遣した。
国交省・国土技術政策総合研究所から水野正樹深層崩壊対策研究官、鈴木大和土砂災害研究所研究官、同東北地方整備局から三浦英晃河川計画課係長(同研究所土砂災害研究部砂防研究室併任)と、土木研究所土砂管理研究グループの櫻本智美地すべりチーム研究員が現地を調査し、いわき市役所で会見を行った。
水野研究官は「現地は昭和30年代まで使用された石切場跡で、主に砂岩でできている。通常の雨や地下水、地震などとは関係なく、風化による崩壊と考えられる」と説明。当面、2次災害と拡大崩壊の防止を図りながら、崩壊した西・南面のほか、崩壊しなかった北面の変位を注視しながら、安全性を確保しつつ対策を進めていく必要性を示した。安全性確保の中で、土砂撤去に無人化機械の活用も挙げた。
県では人員、大型土のうの確保が想定より早かったことから、29日午後4時から2車線で交通開放しており、今後、土砂の撤去作業と並行しながら調査を進め、崩壊面について2次災害防止の対策を実施して、土砂を本格撤去するなど早期の4車線確保を図る。また本格対策について国の助言を受けながら、検討を進めていく方針を示した。
国交省・国土技術政策総合研究所から水野正樹深層崩壊対策研究官、鈴木大和土砂災害研究所研究官、同東北地方整備局から三浦英晃河川計画課係長(同研究所土砂災害研究部砂防研究室併任)と、土木研究所土砂管理研究グループの櫻本智美地すべりチーム研究員が現地を調査し、いわき市役所で会見を行った。
水野研究官は「現地は昭和30年代まで使用された石切場跡で、主に砂岩でできている。通常の雨や地下水、地震などとは関係なく、風化による崩壊と考えられる」と説明。当面、2次災害と拡大崩壊の防止を図りながら、崩壊した西・南面のほか、崩壊しなかった北面の変位を注視しながら、安全性を確保しつつ対策を進めていく必要性を示した。安全性確保の中で、土砂撤去に無人化機械の活用も挙げた。
県では人員、大型土のうの確保が想定より早かったことから、29日午後4時から2車線で交通開放しており、今後、土砂の撤去作業と並行しながら調査を進め、崩壊面について2次災害防止の対策を実施して、土砂を本格撤去するなど早期の4車線確保を図る。また本格対策について国の助言を受けながら、検討を進めていく方針を示した。
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