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2019.09.04
東白川水処理3社が合併/カンスイ発足

2日に経営統合に伴う契約書の調印式を行った。
少子高齢化に伴う技術、技能者不足に加えて、今後は地域商圏の縮小も懸念されることから、事業継承を見据えた経営基盤構築、人手不足と働き方改革に対応する組織力強化を図るため、地方の中小・零細企業の生き残りモデルとして、同族企業が地域企業として永続していくための「戦略的協業合併」とした。3社がそれぞれ築いてきた事業基盤とノウハウを融合し、東白川地域の上下水道、給排水設備など生活インフラのワンストップ総合サービス業者として、「豊かな環境 きれいな水を次世代に」を経営理念に掲げ、愛される地域企業を目指すとした。
3社は県浄化槽協会員。本多設備工業とカンスイは同族企業で、浄化槽の保守点検を行っている協業組合・福島県南環境衛生センター(本多昌雄理事長)設立などで鈴木設備工業と友好関係を築いてきた。
本多設備工業は1946年設立で資本金2000万円、従業員20人、本多社長は42歳。鈴木設備工業は50年設立で資本金500万円、従業員は6人、鈴木社長は55歳。カンスイは98年設立で資本金1000万円、従業員は9人、本多社長は79歳。塙町大字塙字材木町の旧本多設備工業社屋を新会社本社、棚倉町大字棚倉字広畑の旧鈴木設備工業を棚倉支店とする。資本金は2000万円で、年間売り上げ目標は4億円以上に設定した。新会社は全従業員35人をそのまま雇用する。同社は栃木支店や茨城支店も持っており、経営基盤強化を図りながら北関東圏への積極的な事業展開も視野に入れている。
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