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2019.09.18

学法福島高生33人が参加/県建協主催で現場見学会

県建設業協会(長谷川浩一会長)は12日、国が直轄権限代行で整備を進める下郷町の会津縦貫南道路・湯野上バイパス仮橋現場で現場見学会を開き、学法福島高校普通科実務コース2、3年生33人が現場を視察研修した。
現場の状況を直接目にすることで、建設業界の役割や魅力を伝え、若者の職業意識向上につなげることを目的に毎年定期的に開催しており、今年度は3回目。
今回見学会を開いた湯野上水門地区仮橋現場は、同BP工事の一環として、湯野上3号トンネル、4号橋、4号トンネル工事を行う車両の交通確保に向け整備を進めている。延長46m、幅員8m。
中島博行東北地方整備局郡山国道事務所会津若松出張所専門官が、湯野上バイパスの計画概要や施工状況、仮橋工事の目的などを説明。建設業界では、ドローンでの測量やICT建機による作業が徐々に導入され、安全な職場環境への取り組みが進んでいることを話した。
施工を担当する三立土建の小山広幸現場代理人が、詳しい施工内容を紹介し、盛土工事の際に利用したICT建機の機能やメリットなどを伝えた。このほかコマツカスタマーサポートの齋藤勇輝氏が、ICT活用工事の一例として3次元点群データを披露。生徒たちはメモを取りながら真剣に話を聞いていた。
同日、佐藤工業が施工し、改修が完了した福島市のあづま球場でも、県北建設事務所の協力を得て見学会を実施した。


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