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2019.10.23

被災自治体に調査報告/TEC-FORCE

台風19号の被害調査を桑折町と大玉村で15~17日にかけて行っていた国土交通省のTEC―FORCE(北海道開発局)は18日、被災調査結果を首長に報告した。
桑折町では、萬谷俊哉緊急災害対策派遣隊被災状況調査班長、西野聡史札幌開発建設部千歳川河川事務所計画係長、穂井田康之同経理業務課課長補佐ら4人が役場を訪れ、髙橋宣博町長に調査内容を報告した。
萬谷班長が伊達崎中北沢地内、同松ノ口地内の佐久間川堤防破堤現場や成田字小峰前地内の町道1124号法面崩落現場など、計7カ所の調査を終えたことを説明し、髙橋町長に報告書を手渡した。髙橋町長は「迅速で的確な対応に感謝する。報告内容を有効に活用し、一日も早い復旧に努めていく」と述べた。
大玉村役場では、班長を務めた髙橋将道路防災専門官が、押山利一村長に報告書を提出し「この調査結果を活用して復旧に役立ててほしい」と述べた。押山村長は「迅速に調査をしてもらい感謝している。住民からの問い合わせが多い被災個所もある。調査結果を基に状況を把握し復旧に努める」と謝辞を述べた=写真。
村では16日から、髙橋道路防災専門官らテックフォースが村から依頼のあった道路や河川の被災現場を調査した。道路では現在通行止め状態になっている村道大作田1号線の法面崩壊現場など3カ所。河川では百日川、弓張川など河川洗掘のあった4カ所の調査を行った。
大玉村を調査した4人は、今後二本松市の調査も行う。


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