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2019.11.22

最先端の工法紹介/福島市で新技術発表会

福島建設工業新聞社主催の第4回新技術発表会が20日、福島市の県建設センターで開かれた。建設関連メーカー・団体など5者が、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録された最先端の工法などを紹介した。
県内外の施工会社、建設コンサルタントなどから約80人が参加。コストの縮減や、業務の効率化につながる技術を学んだ。県、県建設産業団体連合会、県建設業協会の後援。
ウェッブアイが紹介したのは、工程表作成・更新システム「工程,s」。簡単なマウス操作で誰でも簡単に、素早く工程表を作製することができる。
白崎コーポレーションは、耐用年数や出芽貫通抵抗性に優れた防草シート「ちがやシート」、つる性植物の転落防止用柵などへの絡み付きを長期間防止できる「つるガード工法」を説明した。
ボアは、ボーリング孔内をスキャナ観測できる「ボアホールスキャナ観測」を解説した。接続ケーブルの削減やウィンチ操作パネルの機能充実で、従来製品より操作性が向上。最新の画像処理技術を使用することで、ウィンチ昇降時間が短くなり観測時間も短縮した。
PRMS工法協議会は「PRMSカラー工法」を紹介した。同工法は、ポーラスアスファルト舗装の空隙部に透水性モルタルを充填することで路面の雨水等の浸透を早める効果のある従来の「PRMS工法」をグレードアップ。レジンモルタル転圧前にカラープライマを塗布するもので、景観舗装の中では安価で高耐久などの特長を持つ。
アシストユウの製品はネットワークカメラ「モニタリングミックス」。オールインワンのため従来商品より設置の手間が少ない。オプションでAIシステムも搭載でき、危険個所進入禁止エリア監視システムなどのプログラムを組み込むこともできる。


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