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2019.12.04
木材産業再生へ/浪江町で生産拠点着工
浪江町が、棚塩産業団地内に公設民営方式により設置する木材製品生産拠点施設「福島高度集成材製造センター(FLAM=エフラム)」の安全祈願祭が29日、同町大字棚塩字赤坂地内の現地で行われ、関係者約40人が出席して着工を祝った。
施設は、福島イノベーション・コースト構想における「県産材の新たな需要創出プロジェクト」の実現に向けて整備する。棚塩産業団地内の2・3街区約8haに中・大断面の構造用集成材製造工場として整備する。プレカット加工を含む集成材製品の製造と、製品化に必要なラミナの生産を一貫して行う工場で、将来的にCLTの製造も視野に置いている。
施設は選木機棟、製材棟、桟積・桟ばらしライン棟、集成材棟、ボイラー棟、製品倉庫(2棟)の8棟構成で、全体規模はS造平屋1万4821.86㎡。
8棟のうち、集成材棟の設計・監理・施工と残り7棟の設計は、なみえ復興特定建設工事共同企業体(代表構成員=東北工業建設、構成員=田畑建築設計事務所、横山建設、泉田組)が担当。残り7棟の建屋整備については現在、発注時期や発注方法などを検討中で、早ければ今年度内の着工を目指したいとしている。
施設の管理運営事業者はウッドコアを代表幹事法人とするコンソーシアム(構成員=藤寿産業、朝田木材産業、松岡材木店、トライアンフ)。工場の最終引渡しは2020年2月28日を予定している。総事業費は約55億2000万円を見込んでおり、福島再生加速化交付金を100%活用する。
祈願祭では吉田数博町長、田畑光三田畑建築設計事務所会長、戸川聡東北工業建設社長がクワ入れし、着工を祝うとともに工事の安全を祈願した。
吉田町長が「林業と木材産業の再生、新たな雇用創出の場として、着実かつ迅速に整備を進めていく」とあいさつ。加松正利復興庁福島復興局長、佐藤新太郎県農林水産部技監が祝辞を寄せた。受注者を代表して戸川社長が「発注者と連絡を密にし、これまで培ってきた技術を最大限に発揮し、無事故無災害で完成させる」と決意を述べた。
施設は、福島イノベーション・コースト構想における「県産材の新たな需要創出プロジェクト」の実現に向けて整備する。棚塩産業団地内の2・3街区約8haに中・大断面の構造用集成材製造工場として整備する。プレカット加工を含む集成材製品の製造と、製品化に必要なラミナの生産を一貫して行う工場で、将来的にCLTの製造も視野に置いている。
施設は選木機棟、製材棟、桟積・桟ばらしライン棟、集成材棟、ボイラー棟、製品倉庫(2棟)の8棟構成で、全体規模はS造平屋1万4821.86㎡。
8棟のうち、集成材棟の設計・監理・施工と残り7棟の設計は、なみえ復興特定建設工事共同企業体(代表構成員=東北工業建設、構成員=田畑建築設計事務所、横山建設、泉田組)が担当。残り7棟の建屋整備については現在、発注時期や発注方法などを検討中で、早ければ今年度内の着工を目指したいとしている。
施設の管理運営事業者はウッドコアを代表幹事法人とするコンソーシアム(構成員=藤寿産業、朝田木材産業、松岡材木店、トライアンフ)。工場の最終引渡しは2020年2月28日を予定している。総事業費は約55億2000万円を見込んでおり、福島再生加速化交付金を100%活用する。
祈願祭では吉田数博町長、田畑光三田畑建築設計事務所会長、戸川聡東北工業建設社長がクワ入れし、着工を祝うとともに工事の安全を祈願した。
吉田町長が「林業と木材産業の再生、新たな雇用創出の場として、着実かつ迅速に整備を進めていく」とあいさつ。加松正利復興庁福島復興局長、佐藤新太郎県農林水産部技監が祝辞を寄せた。受注者を代表して戸川社長が「発注者と連絡を密にし、これまで培ってきた技術を最大限に発揮し、無事故無災害で完成させる」と決意を述べた。
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