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2019.12.06

街路樹剪定士試験に17人挑戦/県造協

県造園建設業協会(諸井道雄会長)は、日本造園建設業協会認定「街路樹剪定士研修会・試験」を2年ぶりに行った。2日に研修会と学科試験、3日に実技試験‌​を行い、県内外の17人が両試験に臨んだ。
講師は街路樹剪定士主任指導員の諸井秀晃さん、指導員の佐久間信さん、齋藤林さんが務めた。
研修と学科試験は福島市の協会会館で行った。試験では基本的事項、病害虫、安全衛生管理等の基礎知識、診断能力、対策立案能力に関して出題した。
実技試験は同市・あづま総合運動公園内のサクラとヤナギが交互に植えられた場所で実施。サクラは混み合っている枝を落とす維持タイプ、ヤナギは不要枝の除去と1番枝、2番枝の構成を目的とした縮小タイプの剪定を目標樹形とし、講師の見本剪定後、3人1組で挑戦した。
同試験は①1級造園技能士②2級造園技能士(取得後2年以上の剪定業務経験者)③樹木の植栽工事または剪定業務の実務経験7年以上―の技能者を対象に実施している。試験の合否判定結果は約1カ月後に出る見通し。3月現在、全国で1万3963人、県内では244人が認定を受けている。


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