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2019.12.11

過去最多14校48人参加/県高等学校溶接技術競技会‌

県溶接協会(伊藤賢一会長)主催の第8回県高等学校溶接技術競技会‌が7日、福島市の福島職業能力開発促進センター(ポリテクセンター福島)で、過去最多の出場14校48人を集めて開かれた。団体賞は県立郡山北工業高校が6年ぶり2度目。個人賞は県立平工業高校・池田望花さんが最優秀賞を受賞した。
大会は、若い層に溶接技術を伝承、溶接への理解と関心を深めてもらおうと、福島職業能力開発促進センターの共催(県、県教育委員会、県高等学校教育研究会工業部会などの後援)で毎年12月に開いている。今回、塙工業、会津工業、聖光学院高を加え参加校は14校を数えた。
開会式で競技会長の伊藤会長が「熱い闘いを期待する。きょうの気持ちを忘れずに、今後も頑張ってほしい」と呼びかけ、来賓の清水隆司県教育庁高校教育課指導主事、高野裕之福島職業能力開発促進センター所長が「技術を持った人材は日本が誇る財産。身に付けた技術を発揮して上位を狙ってほしい」とあいさつした。
選手を代表して平工業高の池田さんが「指導への感謝を忘れることなく、思い切り闘います」と宣誓した。
競技後は、全国溶接競技会出場者など高度溶接技能者による実演も行われた。
最優秀以外の入賞者は次の通り。
▽優秀賞=栁沼唯人(郡山北工業)▽優良賞=木村佳汰(福島工業)▽奨励賞=先崎優平(同)橋義詔(郡山北工業)金子遥生(福島工業)大越勇摩(郡山北工業)齋藤優星(同)蓬田一聖(平工業)根本裕斗(同)


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