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2019.12.11

ICT活用工事で講習会/県土木部

県土木部は6日、相馬港3号ふ頭埋立造成(舗装)工事現場で、今年度第1回ICT活用工事講習会を開き、実際の現場で得られたノウハウを共有した。県建設業協会、県測量設計業協会の共催。
両協会の会員企業や県内市町村、県の担当職員ら合わせて約50人が参加した。青木康夫県土木部技術管理課主幹兼副課長が「担い手確保、生産性向上は建設業にとって喫緊の課題。講習会で学んだことを技術向上に役立ててほしい」とあいさつした。
三瓶信人同主査がICT活用工事の概要や効果、普及拡大への対応などについて説明。工事を担当する東北建設の高野浩三現場代理人が、ICT活用の協議、選定から3次元起工測量と3次元設計データの作成、ICT建設機械による施工、3次元出来形管理など、ICT活用工事の一連の流れを解説し、留意点や課題などについても説明した。
見学会ではTS・TLSによる出来形管理、MCグレーダの刃先自動制御工法などについて学んだ。
同現場は、相馬港3号埠頭野積場の舗装工事で、道路土工(掘削工9399.5m3)、アスファルト舗装工(上・下層路盤工各9894.2㎡)などを実施している。6月26日に着工し、2020年1月27日工期で工事を進めている。施工は東北建設。​


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