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2020.01.10

発電計画3件のアセスメント審査

今年度第7回県環境影響評価審査会‌​8日、県庁で開かれ、仮称・三森峠風力発電事業、仮称・熱海南太陽光発電事業、仮称・高湯温泉太陽光発電事業の3件の環境影響評価準備書について、事業者説明と質疑を行った。
三森峠風力発電は、猪苗代湖南東部の郡山市三森峠稜線上エリアに計画。テレビ電波への影響や水源地の環境保全等に配慮し、区域面積を方法書段階の約2396haから約902.2ha、最大出力を6万9000kwから3万9100kwと大きく絞り込んだ。委員からは、より詳細な動植物の調査を求める意見や、廃棄物の具体的な処理方法、造成後の法面処理などについて助言があった。
熱海南太陽光発電の対象地域は、郡山市熱海町上伊豆島地内の約234ha。発電出力は8万kwを想定している。委員は土地の安定性の確保、余剰電力の有効活用、事業実施による二酸化炭素の収支の試算などについて指摘した。
高湯温泉太陽光発電は、福島市在庭坂地内の約345haに、発電出力約5万9965kwで計画。改変区域を方法書段階の62.7haから59.haに縮小した。着工から運転開始まで約3年半を想定している。


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