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2020.01.20

台風被害の早期復旧へ/県建協等と国交省出先

国土交通省の県内事務所等と県建設業協会、県公共工事品質確保・安全施工推進協議会は16日、福島市の建設センターで意見交換会‌​を開き、台風19号等の復旧工事推進に向けた方策などについて話し合った。
国交省側から一戸欣也東北地方整備局技術調整管理官と東北・北陸地方整備局の県内事務所長ら、県建設業協会から長谷川浩一会長と佐藤彰宏、菅野日出喜、石川俊各副会長、県品確協から桃井三夫、菅家洋一、小野貞人副会長らが出席した。
長谷川会長は「台風19号等の復旧工事を安全で迅速に進められるよう内容を確認したい。日頃現場で感じている課題の改善や要望についても意見を交わしたい」とあいさつした。
小浪尊宏東北地整福島河川国道事務所長は「台風被害への緊急対応、復旧工事への尽力に感謝したい。阿武隈川直轄区間で、越流はしたものの浜尾遊水地以外では破堤しなかったのは、これまで施工してきた各社の技術に負うもの」と謝意を示し、「洪水の再発防止に向け、5~10年程度の集中投資で河川改修を進めたい。福島の安全は福島の人間で守っていこう」と整備を推進する考えを示した。
一戸管理官が、台風19号復旧工事の施工確保対策や受注・発注者間の協議の迅速化などについて説明。同局が進める工事品質確保の取り組みについても解説した。復旧・復興を円滑に進めるため、事業等の見通しについても意見を交わした。


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