トピックス

2020.02.07

国道288号大熊町の小塚トンネル起工

ふくしま復興再生道路として相双建設事務所が整備を進めている国道288号野上小塚工区で、区間内に建設する仮称・小塚トンネルの安全祈願祭と起工式が4日、大熊町野上地内の双葉側坑口前の現地で行われた。
国、県、大熊町等の関係者、施工する前田・田中・福浜大一特定JVから中西隆夫前田建設工業取締役常務執行役員土木事業本部長、木下弘行田中建設社長、佐藤毅福浜大一建設社長ら約50人が出席した。
起工式では、和田眞県土木部道路担当次長、吉田淳大熊町長、中西取締役らがクワ入れを行った。安全祈願祭では和田次長、佐藤政隆県議会土木常任委員長、加松正利復興庁福島復興局長、吉岡健太郎大熊町議会議長らが玉ぐしをささげて工事の安全を祈った。
JVを代表して中西取締役が「小塚トンネルは福島復興への大きなプロジェクト。JVの3社一丸となってトンネル、道路工事を安全に高品質で成し遂げていく」と述べた。
野上小塚工区の3工区内に整備する同トンネルは延長1126m、幅員6(7)m。トンネル工事は2017年度に同JVが受注。18年度は立木伐採、工事用道路設置などを実施し、今年度は仮桟橋工のほか、トンネル掘削に着手した。20年度はトンネル防災・照明設備工、舗装工なども行う予定。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧