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2020.02.12

会工建築インテリア科が卒業設計展

県立会津工業高校建築インテリア科は7~9日の3日間、会津若松市の会津稽古堂で卒業設計展を開いた。映画館など商業施設や、会津若松市七日町にある御三階、さらに現在の建築トレンドを意識した鉄道駅の模型を展示。また課題研究では、「課題を解決する建築」「企業と労働者の架け橋」と題し、男性の家事促進や仕事上のストレスを改善する手法を提案。来場者からは「街づくりの参考になった。ぜひ行政関係者にも見てもらい」といった意見が聞かれた。
卒業を迎える3年生40人と1、2年生の製図作品などを展示した。菅家廣広同科教諭は「多くの作品例を参考にCADソフトを使い、人前で堂々とプレゼンテーションもできるようになった」と話した。
40作品のうち映画館に関するものが最多。ある作品では設計コンセプトで、1970年代には10館あったが2001年には市内最後の映画館が閉館したことを挙げ、映画館を作りたいとし「会津若松駅近くの駐車場」と建設場所を限定して、7つのシアターを図面化した。
卒業生40人の進路は、県内就職が10人、県外12人。進学は日本大学工学部など県内大学が5人で、13人が県外への進学を予定している。


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