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2020.02.17

テクノ会津で体験学習/県冷凍空調工業会青年部

県冷凍空調設備工業会青年部会(会長=伊藤隆博伊藤冷機工業社長)は12日、喜多方市の県立テクノアカデミー会津で、電気配管設備科1年生11人を対象に「空調設備機器施工技術」体験学習を実施した。
冷凍空調設備業界の社会的重要性や必要性を感じ取ってもらうために実施したもので、今年からの初の取り組み。伊藤会長ら会員6人が講師を務めた。伊藤会長が「空調設備は日常的に見ている機械だ。仕組みなどについてしっかり学んでほしい」とあいさつした。
授業は「パッケージエアコンの設置体験」をテーマに①機器部材②冷媒配管施工③ドレン配管施工④電気配線⑤配管化粧カバー⑥各種機器、部材の役割―などを講義した。
機器部材については、空調の冷凍サイクル(圧縮、凝縮、膨張、蒸発)を再確認し、圧縮計の見方やヒートポンプの仕組み、寒冷地での機種選定方法、ヒートポンプとエコキュートの共通点などを解説。室外機修理の際に必要となるポンプダウンの手順なども伝えた。
その後、2グループに分かれて体験学習を行った。冷媒配管施工では、学生たちは各工具を使い銅管の切断やフレア加工などの作業を学んでいた。


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