福島建設工業新聞社

県中建設事務所管内工事安全推進協議会(会長=益子公司県中建設事務所長)と県建設業協会郡山方部連絡協議会(佐藤彰宏会長)は19日、郡山市の郡山建設会館で第16回「労働災害防止の標語」コンクールの第2次選考会を開いた。最優秀の金賞には、県建設業協会石川支部管内の水野成子さん(福産建設)の作品『あせるな 省くな 気を抜くな 確かな手順で 事故防止』が選ばれた。表彰式は28日午前10時から同会館で行う。
コンクールは、労働災害防止意識の高揚、普及と定着を図るため2004年度から行っている。今回は同連絡協議会員63社から296人が参加。1人当たり3作品を限度に、608首の応募があった。
2次選考会には益子会長、同連絡協議会の佐藤会長と齊藤清治、横山敦、吉田一治各副会長に加え、報道関係者らが選考委員として出席。益子会長は「労働災害の根絶に向け次年度の労働災害防止の標語、安全スローガンに掲げる最優秀作品などを選び、安全意識の高揚、普及・啓発につなげている。労災、特に死亡災は絶対にあってはならず、今後も一丸となって現場の安全向上に努めていこう」とあいさつした。
金賞以外の受賞者は次の通り。
◆銀賞=『毎日の 慣れた作業に落とし穴 焦る時こそ慎重に 初心忘れず 安全確認』高橋みゆき(渡富建設)、『安全は 守る自覚と続ける努力「今から」「ここから」「自分から」』柏原利美(三和工業)◆銅賞=佐久間茂春(石覚組)菊地龍弥(横山建設)澤田清(福産建設)◆佳作=村上拓矢(二嘉組)山田康裕(金田建設)石井翔也(三和工業)榊原範晃(榊原工業)熊田安志(横山建設)水野一美(福産建設)
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