福島建設工業新聞社

昨年秋の叙勲で、建設業振興功労により旭日小綬章を受章した前県建設業協会長の小野利廣氏(福島県南土建工業社長)の受章を祝う会が27日、白河市の鹿島ガーデンヴィラで開かれ、長年の功績をたたえた。
関係者合わせて約130人が出席。発起人の同協会、同協会県南支部、白河地区経営者協会、白河法人会の4団体を代表し長谷川浩一県建設業協会長が「本県の建設業や白河市のまちづくりに貢献された。今後も建設業界への協力をお願いしたい」とあいさつした。
森まさこ法務大臣がビデオで祝辞を寄せたほか、吉田栄光前県議会議長、鈴木和夫白河市長、千葉嘉春東北建設業協会長が祝辞を述べた。鈴木清次同協会県南支部長が小野氏夫妻に記念品を贈り、協会から花束が贈呈された。
小野氏は「受章は支えてもらった建設業界の皆さんのおかげ。この恩をお返しできるよう、産学官の連携など建設業発展に力を尽くしていきたい」と謝辞を述べ、白河地区経営者協会の藤田祐太郎副会長の発声で乾杯した。
小野氏は白河市出身、70歳。2011年11月から19年5月まで県建設業協会長を務めたほか、県建設産業団体連合会長、白河地区経営者協会長、白河法人会長などに就いている。
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