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2020.03.04
郡山北工生がベンチ等製作、大熊町に贈呈

復興公営住宅団地内に設置するストリートファニチャーは、県と大熊町が原発事故による避難から帰還した住民のコミュニティ形成に高校生のアイデアを活かそうと、昨年度から県内の建築系高校に依頼する形で行っている。今回参加したのは同校のみだが、県木材協同組合連合会が材料を提供、加工にあたっては増子建築工業(郡山市)が技術指導で協力した。
建築科3年生の板橋聖汰君、箭内啓紀君、大橋駿輝君、渡邉歩叶さんの4人が木材加工技術の実践を兼ねて課題研究授業として取り組んだ。9月から作業に取り掛かり、今年1月までにテーブルとベンチ合わせて4基を製作した。
贈呈式には生徒、橋本浩江町生活指導課長、加藤賢寿県土木部建築住宅課主幹らが出席。橋本課長が「復興へ向けて大きな一歩を踏み出した住民交流のきっかけづくりに大きく貢献する」とお礼の言葉を述べ、生徒たちと記念撮影を行った。
ストリートファニチャーは団地内東側のサークル広場と遊歩道に設置。参加した生徒たちは「被災地の復興に少しでも力になりたかった。ベンチに座った人たちから団地中に笑顔が広がればうれしい」と話していた。
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