福島建設工業新聞社

県建設業協会(長谷川浩一会長)は3日、福島市立清明小学校に建設業の魅力を伝えるポスター型マンガ「小学校ができるまで」を贈呈した。今後、県内全小学校の427校に配布し、建設業への入職促進につなげる。
マンガを活用したPRは、協会が推進する戦略的広報の一環。小学生を中心とした若者に、建設業の仕事内容等を紹介し、興味を持ってもらう。作者は協会PRキャラクターのデザインも手掛けた県内在住の漫画家・桜沢鈴氏。
「小学校ができるまで」は4話構成で、キャラクターの会話を通して、建築工事の工程等を解説している。昨年6月に第1話を発表し、このほど完結したため、まとめて読むことができるよう、A2サイズのポスターに全4話を収めた。
清明小には、協会の木田文昭業務課主任、鎌田聖弘同主事が訪れ、岩下聡校長と1年生児童にポスターを手渡した。キャラクターをデザインしたクリアファイル、缶バッジ、シールなども寄贈した。
岩下校長は「キャリア教育の一環として、さまざまな仕事を知る機会の一つとしたい」と謝辞を述べた。
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