福島建設工業新聞社

南相馬市が整備を進めてきた「おだか認定こども園」が完成し4日、小高区関場地内の同施設内で開園式が行われた。
既存の小高幼稚園と小高保育園を廃止し、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ認定こども園として再整備した。建設地は関場2丁目の小高小学校南側、約3900㎡。建物はS造平屋1117.2㎡。
内部には2～5歳児各室、一時保育室、乳幼児室、遊戯室、調理室などを備える。園庭は人工芝で整備した。
基本・実施設計は明石設計、敷地造成・建築主体工事は中里工務店、機械設備工事はセントラル住設、電気設備工事は旭電気工事。
式には関係者約30人が出席した。門馬和夫市長が「新たな教育、保育の場として地域に愛される施設となる」とあいさつ。加松正利福島復興局長が祝辞を寄せた。
門馬市長、加松局長、今村裕市議会議長らがテープカットし、新園舎の開園を祝った。
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