福島建設工業新聞社

西会津町野沢字原町乙2242-3ほか地内に整備する若者向け住宅の安全祈願祭・起工式が7日、現地で行われ、同住宅の無事完成を祈念した。
薄友喜西会津町長や施工を担当する大和ハウス工業集合住宅事業部の岸努事業部長や秋山武義秋山ユアビス建設副社長、柾屋和久アクーズ会津社長ら22人が出席。石井憲輔大和ハウス工業集合住宅事業部設計課長や薄町長らがクワ入れし、岸部長、秋山副社長、柾屋社長らが玉ぐしをささげて安全に施工が進むことを願った。
施工者を代表し、岸部長が「培ってきたノウハウを生かし、安全第一に工事を進める。今後とも西会津町の発展に精一杯取り組む」と述べ、薄町長が「人口減少に歯止めをかけるため、町では種々の施策に取り組んでおり、この住宅は定住促進につながると大きな期待を寄せている。施工者には存分に力を発揮してほしい」とあいさつした。
同住宅の整備は、2019年度から25年度までを期間とする第4次町総合計画で、10ある重点事業の一つに挙げられている。旧野沢保育所跡地約2000㎡に、軽量鉄骨造2階建ての1LDKタイプ(40.2～40.44㎡)2棟16戸・計延べ732.66㎡を新築する。工期は9月下旬を見込んでおり、10月からの入居開始を目指す。
公募型プロポーザルで選定された大和ハウス工業・秋山ユアビス建設・アクーズ会津共同グループが設計・施工一括で建設する。