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2020.07.03

福島労働局長が安全パトロール

福島労働局(岩瀬信也局長)は2日、伊達市内の東北中央自動車道阿武隈川橋上部工工事現場で安全パトロールを行った。岩瀬局長らが墜落防止措置や熱中症予防対策などを確認し、安全管理の徹底を呼び掛けた。
死亡災害が今年に入り多発しているため、緊急死亡労働災害防止対策実施期間の取り組みの一環として実施。岩瀬局長、水野秀二福島労働基準監督署長、東北地方整備局福島河川国道事務所の小浪尊宏所長、甲谷英喜建設監督官が同行した。
施工する錢高組の櫻井尚久作業所長と越山耕次現場代理人が、カラーコーンの色分けによる現場のゾーニングや階段周辺の幅木設置、橋脚ごとの休憩所設置など現場の安全対策を説明。岩瀬局長らは張り出し架設工法の作業手順などを確認した。
岩瀬局長は「現場は日々変化することを念頭に置いて、安全対策に取り組んでほしい。無災害の竣工を願う」と激励した。水野署長は「きめ細かい対策が講じられている。リスクを意識したKY活動に取り組んでほしい」と評価。小浪所長は「相馬福島道路の着実な進捗を支えるのは各現場の安全施工。工事の意義を理解してともに頑張ろう」と呼び掛けた。
阿武隈川橋上部工は、相馬福島道路霊山の阿武隈川上に架かるPC4径間連続箱桁橋(398m)。11月工期で進めており、今月7日に最初の橋桁連結を予定している。


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