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2020.07.10
排水機場の抜本強化要望/伊達市に協議会

協議会は、昨年の台風19号で大水害となった梁川町大中島・粟野地区の被害を検証・分析し、毎秒10.1㎥の能力を持つ湛水ポンプが長時間運転したにもかかわらず、内水被害が発生し農業や進出企業などで40億円を超える被害が出た状況を指摘。
大雨のたびに阿武隈川の大正樋門と伝樋川樋門が閉じられると、大中島・粟野地区には行き場のない内水が湛水しまうことから、①ポンプの排水量を毎秒15㎥以上に引き上げ②高揚程化で計画水位を海抜42.8mから45mに高める③即起動できるポンプの導入④排水機場が万が一の浸水で機能喪失しないようにする―を要望した。
渡邊会長は「伝樋川の改修などが進んできたことは喜ばしい。梁川第2湛水防除排水機場を強化することで農家や工業団地進出企業などを守ってほしい」とあいさつ。須田市長は「排水機場整備とともに流域治水の考え方を踏まえ、遊水地や田んぼダムなどさまざまな方策を検討していく」と述べた。
この日の要望には引地勲梁川地区町内会連絡協議会長、中山高彰粟野地区防災会長、池本篤ヤナガワテクノパーク会長らが同行した。
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