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2020.07.20

県立平工生が中学校に衝立寄贈

県立平工業高校は14日、いわき市立湯本第二中学校に新型コロナウイルス感染症の飛沫感染防止のための衝立2セットを寄付した。
生徒会の発案で校内の学習環境整備のため衝立を製作し、図書館のテーブルに設置。好評だったため、出前授業等で交流のある近隣中学校に声掛けしたところ、湯本二中から図書室に2セットの要望を受けた。このほど平第二中学校にも8セットを寄付したほか、江名中学校から6セットの要望を受けており、8月上旬の寄付に向けて製作作業を進めている。
衝立は図書室テーブルのサイズに合わせ、必要に応じて着脱可能なコンパネ製の縦78㎝×横150㎝×高さ45㎝で、十字に組み合わせて4人が利用できる。土木環境工学科3年生の課題研究メンバー4人が6月下旬から約10日間をかけて、週2時間の授業時間と放課後を活用して製作した。
内山瑛穂生徒会長と、土木環境工学科の長谷川凜さん、高﨑智也さん、齋藤裕文、強口佳汰両教諭が湯本二中を訪問し、同中学校の岩間凛久生徒会長、猪狩乃愛図書委員長、西田英実校長に衝立を手渡した。早速、衝立を試した岩間会長は「ちょうどよい高さで正面の人と遮断されているので、安心して図書室が利用できる」と喜んだ。


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