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2020.08.12

若手教育へ準備委設置/県建設業協会

県建設業協会(長谷川浩一会長)は、ふくしまの未来を築く若手技術者等教育講座開講準備委員会を立ち上げた。福島市の県建設センターで7日、第1回会合‌を開き、2021年度の開講を目指して、講師の選定やカリキュラムなど具体的な課題の検討を開始した。
同協会は、建設技術者不足や若手技術者の早期離職などに対応するため、旧県建設技術学院をイメージした教育講座の開設を目指しており、19年度に設けた検討委員会で講座のスキームを固め、第1弾として土木基礎研修(仮称)の実施を決めている。
研修は会員企業の新規・中途採用者(現場未経験者を優先)が対象。合宿方式で①社会人教育②安全衛生関係③土木概論④設計図の見方⑤測量―を指導する。期間は1週目5日間、2週目6日間の計11日間。座学だけでなく測量実習、現場見学など実技的な内容も盛り込む方針で、研修場所は1週目が県男女共生センター(二本松市)、2週目は国立磐梯青少年交流の家(猪苗代町)を想定している。定員は30人、料金は15~25万円程度を見込んでいる。


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