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2020.09.09

棚倉消防署塙分署が落成

白河地方広域市町村圏整備組合(管理者=鈴木和夫白河市長)が移転新築した棚倉消防署塙分署の落成式は4日、塙町上石井字薬師堂地内で行われ、地域の安全を守る新たな防災拠点の落成を祝った。
関係者約20人が出席。佐川正一郎代表副管理者(矢祭町長)が「主要幹線道路沿いに位置する新庁舎は機動力のある施設。多様化する災害に対応できる重要な拠点になる」と式辞を述べ、宮田秀利塙町長が「町を守る防災体制の装備拡充は心強い。消防本部との連携を密に住民の安心、安全を確立していきたい」と祝辞を寄せた。佐川代表副管理者、宮田町長らが新庁舎の前でテープカットした。
旧庁舎が東日本大震災で被災したため、国道118号線に接する同地内の敷地1580.18㎡に移転した。構造はS造平屋286㎡。新たに訓練用バルコニー、ホース乾燥塔などを整備したほか、出動準備室を事務室と消防車両の間に設置し、迅速な出動を可能にした。実施設計は鈴木伸幸建築設計事務所、施工は本体が藤田建設工業、電気設備は星電設、機械設備はカンスイ。


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