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2020.09.09
県工務店協会の大工職人育成講習開始
県工務店協会(和田正光代表理事)の大工職人育成講習会が5日始まった。県内各地から集まった10人の若手大工職人が、規矩術の基礎を学ぶとともに、建築大工の第一歩となる2級技能士の資格取得を目指して、来年1月末まで全13回のプログラムで、大工職人としての知識、技能を身に付ける。
講習会は、国土交通省の補助事業「大工技能者等の担い手確保・育成事業」の枠組みを活用。昨年度に続いての開催となる。昨年度は24人が受講したが、今回は新型コロナウイルス感染症対策として受講者を10人に絞った。福島市の会津建設実習場を会場に、10月18日まで8回にわたって差し金の使用方法、墨付け、刻み等の過程を学んだ後、10月24日にはコミュニケーションの仕方についても講義を受ける。
今年度は2級建築大工技能士受験対策講座としてこの後4回の日程で、2月に行われる技能検定実技試験に向けた4日間の直前総合演習も行う。
5日の第1回講座では、開講に当たって県工務店協会の三瓶祐一理事・事務局長、会津建設の芳賀一夫社長が、木造建築大工の技術、技能継承と後継育成を目指す全国工務店協会、県協会の取り組みを説明。「2級技能士の資格を取得し、来年はそれぞれの会社で利益を出せる職人に育ってほしい」と呼びかけた。
会津建設の藤原学さん、星佳男さんが全般の講師を務める。次回12日の第2回講座では、にいがた木造建築協会の近藤進会長が差し金と道具の専門的使用方法を講義、演習も行う。
講習会は、国土交通省の補助事業「大工技能者等の担い手確保・育成事業」の枠組みを活用。昨年度に続いての開催となる。昨年度は24人が受講したが、今回は新型コロナウイルス感染症対策として受講者を10人に絞った。福島市の会津建設実習場を会場に、10月18日まで8回にわたって差し金の使用方法、墨付け、刻み等の過程を学んだ後、10月24日にはコミュニケーションの仕方についても講義を受ける。
今年度は2級建築大工技能士受験対策講座としてこの後4回の日程で、2月に行われる技能検定実技試験に向けた4日間の直前総合演習も行う。
5日の第1回講座では、開講に当たって県工務店協会の三瓶祐一理事・事務局長、会津建設の芳賀一夫社長が、木造建築大工の技術、技能継承と後継育成を目指す全国工務店協会、県協会の取り組みを説明。「2級技能士の資格を取得し、来年はそれぞれの会社で利益を出せる職人に育ってほしい」と呼びかけた。
会津建設の藤原学さん、星佳男さんが全般の講師を務める。次回12日の第2回講座では、にいがた木造建築協会の近藤進会長が差し金と道具の専門的使用方法を講義、演習も行う。
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