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2020.09.16

ロボット芝刈り機の性能学ぶ/県造協

県造園建設業協会(諸井道雄会長)は11日、白河市の城山公園でロボット芝刈機技術講習会を開き、導入のメリットや性能について理解を深めた。
同協会員の西牧植園が同公園の芝維持管理業務を受託し、ロボット芝刈機を活用して効率的な業務を行っていることから、会員に周知を図り、生産性向上、働き方改革などに生かそうと開催した。
ロボット芝刈機は、境界ワイヤーと充電スタンドを設置して起動すると、同ワイヤー内を動いて芝を刈る。電池が減ると自動で充電スタンドに戻る。降雨時も使用可能で刈った芝は微小なため、集積不要。また専用アプリを使うとスマートフォンやタブレットでリモート管理が可能になり、走行ルートや稼働状況などを確認できる。昼夜問わず稼働できるので、一度設置すれば芝を良好な状態に維持できる。
西牧社長は「同公園の芝は約5000㎡。ロボット1台あれば3日間で完了する。これまでは5人で2日間かかっていたので省力化につながった」とその効果を述べた。同社ではこれまで、工場や幼稚園などの芝刈にも導入した。


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