福島建設工業新聞社

日立建機日本(埼玉県草加市、榎本一雄代表取締役)と福島建機(郡山市、加瀬元三郎代表取締役)は23日、福島市の県立福島明成高校でドローン講習会を開いた。同校環境土木課3年生約25人が参加し、ドローンを使った測量作業‌​を体験した。
両社は、建設業の担い手育成の一環として同校からの講師依頼に応じた。江島講作日立建機日本顧客ソリューション本部ICTソリューション推進部営業課長が、ドローンを活用した測量のメリットやICT技術の将来性について説明。同校敷地内の畜産施設で生徒が授業で測量した座標を利用し、江島課長が実際にドローンを飛行させて点群測量を行った。
江島課長は「最新の技術に触れることで建設業の魅力を伝えたい。建設業はICT技術の発展で人手不足などの諸課題を乗り越えるために若い力を必要としている」と話した。
今後は座学やドローンで測量した点群データの活用などの講習会を予定している。