福島建設工業新聞社

県造園建設業協会青年部(皆川将海部長)は12日、福島市の協会会館敷地内の坪庭で剪定講習会‌​を開き、自然な景観を意識した剪定技術を学んだ。
密集を避けるため、皆川部長ら役員12人の参加で開いた。同部が作庭技術講習で昨春作り上げた坪庭が1年半を経過したことから、技術講習を兼ねて剪定した。
講師は、作庭の際も助言、指導に当たった現代の名工の野尻晃氏(野尻緑産専務)が担当。「自然界の流れを表現した庭なので、刈り込むのではなく、自然に見える剪定を心掛けてほしい」と述べ、要所でアドバイスを送りながら実践的講習に取り組んだ。