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2020.11.27
来年1月から運転/日橋川発電所設備改修
東京電力リニューアブルパワーは老朽化した日橋川発電所(会津若松市河東町東長原地内)の改修工事を2016年から進めている。同発電所は1912年に使用開始。1936年の全面改修以降現在の形態で運転を行ってきた。
工事は1号機から3号機までの水車、発電機を更新する。流体解析を適用し水車効率を向上することで、流量(65.69㎥/秒)や有効落差(19.16m)は変えずに、1万600kwから1万1000kwへと、約4%の出力アップを実現する。また、油レス・小油量化を目指し、入口弁の操作機構電動化や、水車軸受けの潤滑油を水潤滑化し、トラブル時に油が川に流出する可能性を極力低減するなど環境に配慮した。設備改修に伴い建屋も建て替えた(S造平屋地下1階延べ420㎡)。
運転開始は3号機が21年1月、1号機が同3月、2号機が同7月からを予定している。
同社は①中小経年水力発電所の更新②福島復興への貢献―を目的に改修工事を計画した。特に②では県内雇用の創出として同改修工事で1万3000人、県内事業所から工事資機材を約1億7000万円分調達したほか、固定価格買い取り制度の適用で得られた収益の一部を教育医療等の分野で県に拠出する取り組みも検討している。
20日、報道関係者向けに工事現場を公開した。同社の業務統括室広報グループマネージャーの白石剛士氏や水力部水力工事センター工事第1グループの大山秀一氏らが発電所や工事の概要を説明。建屋内で1号機の水車の回転体であるランナの吊り込み工事を実演した。
工事は1号機から3号機までの水車、発電機を更新する。流体解析を適用し水車効率を向上することで、流量(65.69㎥/秒)や有効落差(19.16m)は変えずに、1万600kwから1万1000kwへと、約4%の出力アップを実現する。また、油レス・小油量化を目指し、入口弁の操作機構電動化や、水車軸受けの潤滑油を水潤滑化し、トラブル時に油が川に流出する可能性を極力低減するなど環境に配慮した。設備改修に伴い建屋も建て替えた(S造平屋地下1階延べ420㎡)。
運転開始は3号機が21年1月、1号機が同3月、2号機が同7月からを予定している。
同社は①中小経年水力発電所の更新②福島復興への貢献―を目的に改修工事を計画した。特に②では県内雇用の創出として同改修工事で1万3000人、県内事業所から工事資機材を約1億7000万円分調達したほか、固定価格買い取り制度の適用で得られた収益の一部を教育医療等の分野で県に拠出する取り組みも検討している。
20日、報道関係者向けに工事現場を公開した。同社の業務統括室広報グループマネージャーの白石剛士氏や水力部水力工事センター工事第1グループの大山秀一氏らが発電所や工事の概要を説明。建屋内で1号機の水車の回転体であるランナの吊り込み工事を実演した。
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