福島建設工業新聞社

会津地方振興局は3日、県次世代育成支援企業認証制度の今年度第2期認証書交付式を行い、山十建設(金山町、滝沢康成社長)が「働く女性応援」と「仕事と生活の調和」の2部門で認証を受けた。
会津若松市の会津若松合同庁舎で行った式で、守岡文浩局長が滝沢社長に認証書を手渡した。守岡局長が「女性や若者にとって働きやすい職場づくりに取り組んだ結果だ。より働きたいと思える会社となってもらえるよう協力する」、滝沢社長が「一企業として、働き手の目にとまる会社となるために申請した。今後も会津地方のために努めていく」とあいさつした。
同社の前年度有給休暇取得率は85.8%で、認証基準の60%以上を大きく上回る。社員が地元の消防団に所属しており、緊急出動の際に対応した結果。また子どもの看護休暇、介護休暇、配偶者出産時の特別休暇を積極的に取得できる環境づくりや女性役員がいることなどが評価された。
滝沢社長は「社員の平均年齢が高いので、若手の雇用につながるよう取り組んでいきたい」と話した。
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