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2020.12.16
岩瀬福島労働局長が工事現場視察

パトロールは東北6県の労働局が同日一斉に行った。本県の死亡災害は11月末現在で25人と前年を上回り、中でも建設業が約半数の12人を占めていることから、これ以上の死亡災発生を防ぎ、災害防止に向けた機運の醸成を図ることを目的に実施した。岩瀬局長と針生達矢福島労働局健康安全課長、伊藤克義いわき労働基準監督署長、高橋貴大同安全衛生課長が参加した。
パトロール前のミーティングには発注者であるエイブルエナジー、施工の鹿島建設、住友重機械工業の担当者ら約15人が出席。岩瀬局長が「建設業の死亡災害は例年になく増加しており、要因も多岐にわたるなど幅広い安全対策が必要。当現場は高所作業や重機作業が多いほか、狭い場所で作業が重なることなどから、安全面における連携を確認したい」とあいさつ。千葉玲住友重機械工業同工事事務所長、松崎和行鹿島建設同が現場の概要を説明した。
岩瀬局長らは両所長の案内で、S造・SR造4階建てのタービン建屋やボイラ機器の組立など現場内各所を視察し、今年発生した死亡災害事例を踏まえ墜落・転落、建設機械などの安全対策を重点にチェックした。
パトロール終了後、各現場職長ら40人を前に、伊藤署長が「大きな現場ながら、工夫しながら作業していると実感した」と講評を述べ、岩瀬局長が「密な連携で安全対策を行っていることが分かった。継続して安全作業で工事を進めてほしい」と激励した。千葉、松崎両所長が「長い工期ではあるが、一日一日を皆で力を合わせ、愚直に安全を積み上げていきたい」と安全作業を誓った。
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