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2020.12.21

安全作業徹底を呼び掛け/いわき市建設業協組ら

いわき市建設業協同組合(長谷川浩一理事長)は、県建設業協会いわき支部(佐藤毅支部長)と共催で17日、いわき市平の建設会館で安全管理講習会​を開き、年末年始、年度末に向けた安全衛生管理への意識徹底を図った。
組合員と支部会員各社の代表者ら約50人が参加。長谷川理事長が「雪や新型コロナ対応で思うように作業が進まない状況もあるだろうが、講習会を参考に各現場で工夫して安全作業を徹底してほしい」とあいさつした。
高橋貴大いわき労働基準監督署安全衛生課長が、福島労働局といわき管内の労働災害発生状況を説明した。11月末までに福島労働局管内では、建設業で前年比30人増の311人(うち死亡11人)、いわき管内では14人増の55人(同2人)の死傷者が発生している。死亡災害を中心に状況や対応の注意点などを解説した。
また同講習会前日に管内で発生した2件の重篤事故を踏まえ、作業前の有害要因の再確認と、現場内の情報共有化を徹底するよう呼びかけた。
矢吹行男いわき市建設業協同組合労働安全部会長が、東日本大震災、令和元年東日本台風などの復旧・復興事業における安全の確保、3大災害絶滅への取組、危険・有害要因のない安全で安心して健康に働ける職場環境の形成などを誓う安全宣言を読み上げた。


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